バッハとフォーレをこよなく愛している、素敵なチェリストの所にいきました。
ありがとうございました。



*** AMATI MANGENOT 【1913・フランス Bordeaux】 ***

ずっ〜と考えていましたが、久しぶりのおすすめはやはりフランスのチェロです。
(どうも僕はフランスが好きらしい…)
で、どうしてこのチェロについて考えていたかというと、この作者はAmati Mangenotでラベルには1913年となっています。
確かに、その年代のチェロだと思われます。

しかし、このMangenotは1901年生まれ…実に12歳の時に作った事になります。
それでずっ〜と考えていたのですが、改めて楽器辞典をじっくり見て自分なりに納得しました。

このAmati Mangenotのお父さん(Alexandre)もかなりの製作家なので、この楽器は合作の可能性もあります。
頭のうずまきは、なかなか味わい深いです。
そして、11歳の面影があるのは裏板。ほとんど杢がなくて、まだ色気がありません。
しかしMangenotは21歳の時に独立して自分の工房を持った位の腕前で、かなり早い頃から作っていたのだと納得いしました。

そして、どうしてもここに載せたかったのは音が素晴らしいからです。
このチェロを僕が弾いたのを聞いていたご婦人が「もう好きにしてください!という音ですね。」とコメントを頂きました。
いままでこのコーナーに載せたチェロの中で、音の甘さではNo.1です。
更に、力強く鳴っているのもこのチェロの長所です。

どうぞ甘い音を鑑賞しにいらして下さい。
ちなみに、製作地はBordeauxです。お待ちしております。
(年内は消費税分サービスで結構です。)


                                             2007.11.22
                                          Yoshihiro Yamazaki